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【艦隊これくしょん】ワンダーフェスティバル2014における五十鈴牧場騒動

艦これ・五十鈴のガレージキットを買ったが、どうやら中身は初音ミクを素にした商品だった模様。







販売サークルの「五十鈴牧場」



製作者は「参考にしたが、コピーはしていない」という主張。






(参照:五十鈴牧場とは? http://dic.pixiv.net/a/%E4%BA%94%E5%8D%81%E9%88%B4%E7%89%A7%E5%A0%B4 ※今回のサークルとは直接関係はない)


著作権法ではどのように考えるか?

よくイラストなどでは「トレースは違法だけど、模写はセーフ」といった話を聞くことがあります。今回のケースも作者はあくまで「模した」だけであって、コピー(複製)ではないと主張していますが、実は法的には「模した」か「コピー」かの判断基準において、製作者の感覚というのは争点にならないんです。
(参照: http://www31.ocn.ne.jp/~jucccopyright/qa/qa01-022.html

法律基準で判断するのであれば最終的な決断を下すのは裁判所であり裁判官です。そして権利侵害の基準とされる法的水準は「基の著作物の特徴(思想・感情などの独創的表現)を直接感得できるか」「依拠・類似性が認められるか」というところであり、製作者がどれだけ「コピーはしていない!」と主張しても、それはそれ、これはこれ、というわけなんですね。

逆に「これはコピーです!」と言っても、基の絵とまったく違うイラストが出てきたら、誰もこれを侵害だなんて思わないでしょう。極端に例えるとそういうことです。「似てない!」と製作者が言っても、裁定する立場からどう見ても「いやコピーだろ」と思えるのなら言い逃れはできなくなるということです。

もちろん「偶然の一致(偶然の符合)」ということが考慮される場合もありますが、稀なことです。しかも今回のように「基がある」と公言している場合はこのケースには当てはまりません。


今回のケースはワンフェスなので版権の許可は下りていますが、それは「艦これ」に関してであり、問題となっている「初音ミク」に関しては申請をしていません(必要だと思っていなかったのだろうけれど)。また、造形の基となっている「グッドスマイルカンパニー(ねんどろいど)」についても問題が残りそうです。

このあたりをワンフェス運営やクリプトン、グッスマがどう判断するか。今後の動きが注目されます。
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