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【刀剣乱舞】ややこしいので時系列まとめ【艦これ/しんけん!!】

艦これ』『刀剣乱舞』『しんけん!!』と立て続けに似たようなゲームがリリースされたので、事態を誤解している人もいるかもしれないと思い、時系列などを合わせてまとめておくことにした。

ブラウザゲームやソーシャルゲームとして、「マップを攻略してキャラクターのカードを集める」という仕組み自体はどこにでもあるものなのだが、『艦これ』と『刀剣乱舞』は色々と誤解されそうな面もあるので以下に詳細をまとめてみたい。



『艦これ』と『刀剣乱舞』は別会社

提供元が同じDMM.COMであることや、『刀剣乱舞』が”女性向け艦これ”と例えられることも誤解を生みやすくしているところがあるだろうが、そもそも『艦これ』と『刀剣乱舞』は別会社のまったく違うゲームである。
ふたつともゲームを提供するプラットフォームはDMM.COMと共通しているが、『艦これ』はKADOKAWA(角川)が協賛しており、『刀剣乱舞』はニトロプラス(nitro+)が協賛している。

また『艦これ』はKADOKAWAが協賛しているが、開発/運営はDMM.COMの『POWERCHORD STUDIO』というチームが主体となって行っている。一方、『刀剣乱舞』はニトロプラスが開発/運営を行っているようである。つまり図式的に見ると以下のようになる。

・ゲーム   提供    協賛        開発運営
・刀剣乱舞 DMM    ニトロプラス   ニトロプラス
・艦これ   DMM    KADOKAWA  POWERCHORD STUDIO
・しんけん!! DMM    なし?       POWERCHORD STUDIO



コラボ企画などでもない

しかし、会社や開発/運営チームが違うといっても、『刀剣乱舞』は操作画面やゲームシステムそのものが『艦これ』に酷似しており、『艦これ』プレイヤーなら操作を瞬時に代替して理解できるほどである。

また、『刀剣乱舞』を開始するときの音声には、三日月宗近が「提督が鎮守府に……はっはっは、さすがに違うか」、にっかり青江が「と・う・ら・ぶ」という艦これを臭わせる台詞を入れてくるなど関連を思わせる演出もある。

しかし、艦これを開発/運営するPOWERCHORD STUDIOの岡宮道生社長は、インタビューなどで以下のように『艦これ』と『刀剣乱舞』の関連を否定している。

”(前略)ただ、あのー、これは言いにくいんですが……刀の男子擬人化のゲームが同じDMMゲームプラットフォームで先日出たんですが、最初発表された時にUIとかが『艦これ』とそっくりだったんでビックリしたんですよ。私の事業部と、その他のゲームタイトルを作る事業部は承認ルートが違うので、そういうゲームが作られていたとは知らなくて……。

 慌ててテストプレイさせてもらったら基本のシステムとかもそのまんまで。その時に初めてそのゲームの企画概要書を見せてもらったんですが、艦これの画面がそのまま載ってたり、仕様に関しての説明も「屯所 ※基本艦これと同じ」「艦これでいう○○こと××」とか書いてあるだけだったりして。刀擬人化というテーマと絵は良いのに、企画時点から仕様丸々コピーの側替えゲームなんだなと思うと、艦これリリースまで開発中にいろいろと大変だった事を考えて複雑な気持ちになってしまいました。その後、担当のプロデューサーに「あれ、まんまコピーでしょ?」って聞いたら「すいません」って謝られましたが(笑)。
(後略)”

(引用元: 「戦闘シーンが無茶苦茶カッコいい」艦これの産みの親がアニメを語る

当事者間ではすでに話し合いがついているようである。確かにふたつのゲームは類似点が多々あり紛らわしいのも事実だが、こういった経緯からも『艦これ』と『刀剣乱舞』は全くの別物だという認識は必要だろう。

ニトロプラスでライターをする鋼屋ジン氏は以下のように述べている。



新しく始まる『しんけん!!』というブラウザゲームは?

これまたややこしいのだが、今度は「女の子が刀剣に魅入られる」というゲームが春からDMM.COMに登場する。それでまたややこしいのが、今度のゲームは『刀剣乱舞』の開発/運営とは別だが、『艦これ』を開発/運営しているPOWERCHORD STUDIOが提供するゲームだということ(KADOKAWAは関わらない模様)。

そしてまたややこしいことにPOWERCHORD STUDIOと同会社ではあるが、『しんけん!!』の開発/運営チームは、『艦これ』の開発/運営チームとは別だろうということが以下の”「艦これ」開発/運営はブラウザゲームは「艦これ」のみ開発/運営しています”という、艦これ開発/運営のツイートからそれが推察できる。



『しんけん!!』は『刀剣乱舞』への意趣返し?

ネットユーザーの中では「刀剣乱舞(ニトロプラス)が艦これ(POWERCHORD STUDIO)をパクったから、今度は刀剣乱舞(ニトロプラス)からしんけん!!(POWERCHORD STUDIO)がパクリ返したんじゃないか?」という憶測も飛んでいる。

しかし、少なくとも上記のインタビューに示されている通り、当事者間では話し合いが行われており、特に両者間で問題の発生はなかったように受け止められる。(POWERCHORD STUDIOの岡宮氏の胸中がスッキリしないものであったにしても)

また、『しんけん!!』公式Twitterアカウントからも以下のようにアナウンスがなされている。

『刀剣乱舞』の開発時期ついては以下のとおり。

時期的には確かに『しんけん!!』のほうが後であるが、事実関係が憶測されているようなものであるかは否定されている。



『艦これ』は二次創作OKだけど、『刀剣乱舞』は?

さて、艦これといえば開発/運営が「二次創作OK」を出してことでも有名である。他にも二次創作OKといえば初音ミクや東方など多くの先達があり、昨今では二次創作が可能な商品展開も少なくない。

『刀剣乱舞』を運営するニトロプラスも二次創作についてのガイドラインを自社で提示しており、それに従った形であれば二次創作は可能だといえる。詳しくは以下のリンクを参照にしてもらいたい。

著作物転載ガイドライン - ニトロプラス
ニトロプラス、2次創作ガイドライン改定 「過度な営利性」なければ許容 - ITmediaニュース

スクリーンショットの利用や、二次創作同人誌についてもかなり寛容に扱ってくれているといえる。いわゆる「グレーゾーン」と呼ばれるところを可能な限り明文化してくれている。

『しんけん!!』は艦これと同じPOWERCHORD STUDIOが開発/運営するゲームなので、もしかしたら公式から何らかの提示があるかもしれない。しかし、POWERCHORD STUDIOは他にもゲームを開発/運営しており、そちらが二次創作公認というわけでもないため、ゲームによって異なる可能性もある。

一部ネットユーザーからは上述したような「パクリパクられ合戦」や「岡宮氏のインタビュー発言」の事情から、「気持ちよく参加できない」「二次創作やファン活動を楽しめない」という声も出ているが、こうして時系列をまとめてみると(大人の事情は多々あれ)それぞれ問題解決に動いており、ユーザーやファンが動向を気にするものではないと理解できる。

私としても、それぞれ自由に楽しんでいきたいと考えている。




刀剣乱舞・画像盗用で公式謝罪【2015/07/18 追記】

刀剣乱舞がゲーム内に使われている幾つかの画像に正式な権利処理が行われておらず、権利者に無断で使用されたものだということを認めた。グッズなども随時回収されることが決まっている。
(参照: 「刀剣乱舞」画像盗用問題で過失認める 「適正な権利処理が行われていない事例があった」
(参照: 「刀剣乱舞」の一部グッズが発売中止に 画像盗用問題で

上述した艦これ製作側による 「 恥 を 知 る の が デ ザ イ ン 」 という言葉が重くのしかかる。
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